JOHN LENNON DOUBLE FANTASY RECORDING SESSIONS 4CD+DVD

JOHN LENNON DOUBLE FANTASY RECORDING SESSIONS 4CD+DVD

販売価格: 6,800(税込)

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商品詳細

 マニア必携Mクローデル・レーベルより、ジョンレノン最後のレコーディング・セッションを収録したタイトルが再リリース。1980年8月から10月にかけてニューヨークのヒット・ファクトリー及びレコード・プラントで行なわれたアルバム『ダブル・ファンタジー』、さらに死後『ミルク・アンド・ハニー』として結実する実り多きレコーディング・セッション、本作はその内『ダブル・ファンタジー』の曲を収録したものである。

 このアルバムは現在では既にスタンダードとして知られている名曲が揃っており、80年代という新たな時代を迎えるに相応しい洗練されたロックン・ロールと、ジョンの若々しいヴォーカルが話題となった。この名曲群は、ショーン誕生以後、音楽活動を停止していたかにみえた時期に少しづつ書きためられ、そのライト・モチーフが組み合わさって出来ていることは、全段階のデモ・テープなどで伺う事ができる。本作は、膨大な量のデモ・テープは別の機会に譲り、曲がある程度完成し、スタジオで実際にレコーディングをするという、その段階でのセッションを収録している。ニューヨークにあるヒット・ファクトリーと、レコード・プラントの両場所で行なわれたセッションの多くは公式非公式を問わずほとんどが記録されており、コレクターズ・アイテムとしても中途半端なものが数多くあったが、本作はそれらをすべて不要とするボリュームですべてを網羅している。

ディスク1は「STARTING OVER」と「CLEAN UP TIME」の2曲を収録。 再出発を告げる5年ぶりのニューアルバムに相応しい第一弾シングルとしてリリースされた「(JUST LIKE) STARTING OVER」のコードをギターで確認する生々しい演奏から始まり、何度も繰り返しリハーサルを繰り返す様子などが収録されている。セッションの合間には「Only The Lonely」「Gone From This Place」などの曲を余興で演奏したりしつつ、久しぶりのスタジオ・レコーディングを楽しんでいる様子である。

ディスク2は、「I’M LOSING YOU」とその際のセッション、さらに「I’M MOVING ON」を収録。「I’M LOSING YOU」は当初チープ・トリックを招いてのセッションであった。リック・ニールセンの非常にハードなギターをバックにジョンのロックン・ロール・ヴォイスが重なり、緊張感あふれるセッションとなっている。残念ながらアレンジがあまりにハードになり過ぎるなどの理由でチープ・トリックとのセッションはお蔵入りとなってしまいまったが、なるほど、ここで聴くことの出来る音源から、他の曲のアレンジに混ざると浮いてしまうくらいハードだったというのがわかる。この「I’M LOSING YOU」の時のセッションは比較的長く残されており、それがディスク2の後半に収録されているもの。本来の「I’M LOSING YOU」を忘れて、ビートルズの「SHE’S A WOMAN」(しかもポールの曲!)やオールディーズ・ナンバーを楽しそうに演奏している。さらに本作の特長は、ジョンだけでなくヨーコの曲に関しても収録していることで、「I’M LOSING YOU」と同じく、ヨーコの「I’M MOVING ON」もチープ・トリックが参加したハードなアレンジのバージョンで収録している。メドレーで繋がらず単独の収録である。

 ディスク3は「BEAUTIFUL BOY」「WATCHING THE WHEELS」「I’M YOUR ANGEL」「DEAR YOKO」の4曲のセッションを収録。「BEAUTIFUL BOY」は愛息ショーンに向けて書いた曲だけあって、ジョンの思い入れが強く、何度も歌い回しや歌詞を変えて収録しており、最終的なリリース・バージョンと聴き比べると面白いのではと思う。さらにこのアルバムの中では比較的耳に優しいであろう「あたなのエンジェル」のアウトテイクが聴けるとは。

 ディスク4は「WOMAN」「男は誰もが」「HARD TIMES ARE OVER」の3曲のセッションを収録。今やスタンダード・ナンバーと化した感のある「WOMAN」。ビートルズと対比して1980年版の「GIRL」というジョンらしく、ブレスを効果的に使った人気の高い楽曲。実に12バージョンを収録している。「男は誰もが」はジョンとヨーコのそれぞれのバージョンがあるが、デュエット・バージョンというのは珍しいのではないだろうか。

 最後にボーナストラックとして、ラジオDJとインタビューが被っているものの、「STARTING OVER」と「WOMAN」のベーシック・トラック、及び「STARTING OVER」の12インチプロモのみに収録されていたロング・バージョン、そして同セッションからジョンの歌う「MAGGIE MAE」を収録している。

 DVDディスクは、ショーン誕生からハウスハズバンド時代を経て、最晩年の特に1980年の映像を収録している。映画「イマジン」を制作した監督アンドリュー・ソルトは、ひとりの人物でこれだけ映像が残されている人物は珍しいと1988年当時語っている。日本滞在時の様子も収録されている。

 ジョンとヨーコの名盤『ダブル・ファンタジー』のアウトテイク、別バージョン、セッションの様子をディスク4枚に網羅。さらに最晩年の映像。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。

DISC ONE
(JUST LIKE) STARTING OVER
01. Chords#1
02. Chords#2
03. Vocal Booth #1
04. Vocal Booth #2
05. Studio Rehearsal #1
06. Studio Rehearsal #2
07. Studio Rehearsal #3
08. Only The Lonely - Gone From This Place
09. Take 1
10. Control Room #1
11. Control Room #2
12. Control Room #3
13. Rough Mix #1
14. Rough Mix #2
15. Rough Mix #3
16. Rough Mix #4

CLEAN UP TIME
17. Vocal Booth #1
18. Vocal Booth #2
19. Vocal Booth #2 Take 1
20. Vocal Booth #3 Take 3
21. Take 7 Instrumental
22. Take 7 Guide Vocal
23. Rough Mix #1
24. Rough Mix #2
25. Rough Mix #3

DISC TWO
I'M LOSING YOU
01. With Cheap Trick Rough Mix #1
02. With Cheap Trick Rough Mix #2
03. Extended Raw Mix
04. Alternate Take
05. Take 1
06. Studio Talk #1
07. Studio Talk #2
08. Slide Guitar Over Dub
09. Horns Over Dub
10. Vocal Over Dub
11. Rough Mix #1
12. Rough Mix #2

STUDIO SESSIONS
13. Studio Rehearsal #1
14. Studio Rehearsal #2
15. Vocal Booth #1
16. DREAM LOVER - STAY
17. MYSTERY TRAIN
18. Studio Rehearsal #3
19. SHE'S A WOMAN #1 - C'MON EVERYBODY
20. RIP IT UP
21. SHE'S A WOMAN #2
22. I'M A MAN
23. BE BOP-A-LULA
24. I'M LOSING YOU #1
25. I'M LOSING YOU #2

I'M MOVING ON
26. With Cheap Trick Rough Mix #1
27. With Cheap Trick Rough Mix #2

DISC THREE
BEAUTIFUL BOY
01. Sean Visits The Studio
02. Rehearsal #1
03. Rehearsal #2
04. Rehearsal #3
05. Vocal Booth
06. Alternate Take
07. Studio Talk
08. Rough Mix #1
09. Rough Mix #2
10. Rough Mix #3

WATCHING THE WHEELS
11. Rehearsal #1
12. Rehearsal #2
13. Vocal Booth Take 2
14. Vocal Booth Take 3
15. Rough Mix #1
16. Control Room
17. Take 8 Mix #1
18. Take 8 Mix #2

I'M YOUR ANGEL
19. Vocal Booth
20. Rough Mix

DEAR YOKO
20. Vocal Booth
21. Take 1
22. Take 4
23. Take 6 Mix #1
24. Take 6 Mix #2
25. Rough Mix

DISC FOUR
WOMAN
01. Acoustic Backing Track
02. Vocal Booth Take 1
03. Vocal Booth Take 4
04. Vocal Booth #1
05. Vocal Booth #2
06. Vocal Booth #3
07. Control Room Talk #1
08. Control Room Talk #2
09. Rough Mix #1
10. Rough Mix #2
11. Rough Mix #3
12. Rough Mix #3 Alternate

EVERYMAN HAS A WOMAN WOHO LOVES HIM
13. Vocal Booth #1
14. Vocal Booth #2
15. Control Room
16. Rough Mix
17. Rough Mix John On Vocal
18. Rough Mix John & Yoko Duet

HARD TIMES ARE OVER
19. Choir Over Dub #1
20. Choir Over Dub #2
21. Choir Over Dub #3
22. Rough Mix

BONUS TRACKS
23. STARTING OVER (BASIC TRACK with Voice Over)
24. WOMAN (BASIC TRACK with Voice Over)
25. MAGGIE MAY (From The Session)
26. STARTING OVER (Long Fade 12inch Promo Version

DVD DISC
01. Baby Sean Early 1976
02. John Gets His Green Card July 27, 1976
03. The Circus At MSG visiting Mich Jagger March 29, 1977
04. Holiday In Japan August, 1978
05. Holiday In Japan August, 1979
06. Cannon Hill Cold Springs Harbor April, 1980
07. Dear Yoko #1 April 11, 1980
08. Dear Yoko #2 April 11, 1980
09. John & Yoko in the Room
10. Cannon Hill Cold Springs Harbor April 12, 1980
11. Cannon Hill Cold Springs Harbor April, 1980
12. Kanpton Hill Bermuda June - July, 1980
13. Video Session At Hit Factory August 18, 1980
14. Mixing Session At Hit Factory October 10, 1980
15. Sean's Birthday Party October 13, 1980
16. Central Park New York November 26, 1980
17. Sperone Westwater Gallery November 26, 1980
18. Top Of The Pops December 18, 1980