DAC-193 THE ROLLING STONES THE COMPLETE HAMBURG TAPES 1973 2CD

DAC-193 THE ROLLING STONES THE COMPLETE HAMBURG TAPES 1973 2CD

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商品詳細

1973年の欧州ツアーよりCD化の少ない10月2日のドイツ、ハンブルグでの2公演をカップリング。アナログ名盤の「THE STARS IN THE SKY」に2曲ほど高音質で収録されて
日の目を見た以外にあまり露出度の多くなかった公演日です。実際にテープトレーダーに出回っていた音源も音質に難があるものが多く、CD化自体が大変に少ないレアな公演日でもあります。今回のリリースでソースとしている音源は過去のトレード音源よりも上位の音源を用意し、そこからこのハンブルグ2公演のベスト収録盤を作成してしまおうというコンセプトの作品となっています。

DISC-1のファースト・ショーは日替り曲が「DANCING WITH MR. D.」のセット・リストで、ややホールのエコー感を拾っているオーディエンス・ソースです。同ツアーのコペンハーゲン公演を収録した「GREATEST DANE」(VGP-045)と似た感じの音質です。ビルとチャーリーのリズム・セクションはややもやけていますが、レスポールで弾いていると思われるミック・テイラーのリード・ラインは綺麗に聴こえてきます。

DISC-2もCD化の少ないセカンド・ショーからの音源で、日替り曲は「DOO DOO DOO DOO DOO」(HEARTREAKER)をプレイしています。こちらの音質はDISC-1と比較しますと収録位置が大分ステージ側に近付いたようで音像自体は大変はっきりしています。もちろん50年近くの前のアマチュアが会場で収録した音源ですので、収録レンジは狭くお世辞にも高音質とは言えないレベルですが、演奏テンションは既にあのブルュッセル・アフェアーと比べても遜色の無い高レベルの熱いステージです。こちらはジャンピンの冒頭とファイティングマンのエンディングでカットが有りますが、それ以外は大きなカットも無くこれまでの流通ソースと比べると曲間カット等も少なく、格段に聴き易くなっています。このセカンド・ショーの音源にはコンプリート版と称し、「無常の世界」以降を同年9月のスイス、ベルン公演より差し替えたフェイク版も存在し、そこから制作されたプレス盤CDまで存在します。音質がややマニア向けで万人にお薦めするタイトルではないのかも知れませんが、本作のリリースにより9月28日のミュンヘン(MUNICH AT LEAST,DAC-066)、9月30日のフランクフルト(GUTEN ABEND FRANKFURT,VGP-266)、10月7〜9日エッセン(BROWN SUGAR & WHITE SNOW, DAC-174, GRUGAHALLE, DAC-191, THE STARS IN THE SKY, DAC-100)といったDAC/VGPのタイトルでこれまでメジャーな73ドイツ公演をドキュメントしてきましたが、本作はそのラインナップに新たに加わったドイツ、ハンブルグ公演の良質なドキュメントです。ちなみに本作の収録会場は70年欧州ツアーでも使用されたアーンスト・メリック・ハレです。