CHEAP TRICK / ADDITIONAL NIGHT at BUDOKAN 1978 【2CD】
CHEAP TRICK / ADDITIONAL NIGHT at BUDOKAN 1978 【2CD】
販売価格: 3,000円(税込)
在庫あり
商品詳細
■伝説の1978年初来日の武道館公演二日目
■初登場音源にして初登場公演
■血沸き肉躍る圧倒的パフォーマンス!
■あの胸が高まるドキドキ感が再び!
チープトリックと日本のファンは不可分な関係にある。そして日本のファンにとってチープトリックの武道館は特別な想い出の場所である。チープトリックは1974年にアメリカはロックフォードで結成され、1977年にデビューアルバムをリリース。その後サードアルバムまでリリースするものの、アメリカでは成功せず、クイーンその他の前座を長らく務める無名の存在だった。そんな中で、遠く日本において才能に気付いた渋谷陽一が日本で猛プッシュ。徐々に人気が盛り上がっていき、アメリカ本国ではパッとしないながら、日本では確実に熱狂的なファンが増えていった。そんな中、1978年に初のジャパン・ツアーが組まれたのである。
事前に日本では凄い人気だということは本人たちも聞いていたものの、アメリカでの自分たちの境遇からにわかに信じる事が出来ず、来日の際に空港に集まった大勢の出迎えのファンを見て、当初は皇族か誰かが同乗しているのかと思ったとロビンは回顧している。今も昔も武道館は日本人にとって特別な場所であることに変わりはなく、ビートルズを嚆矢として数多くの有名ミュージシャンがコンサートを行ない、日本人アーティストにとっても武道館を満員にすることができることがステータスとなっている。もちろん当時のチープトリックにとっては武道館も数ある会場に過ぎなかったのだろうが、まさかこの場所が彼らにとっても特別なものになろうとは、この時は知る由もなかっただろう。 そして来日して初めて、日本での大歓迎、人気の高さに驚くことになる。リックはこの日本での反応こそ自分たちが求めていたものであり、今後のバンドの成功を確信したと述べている。
アメリカでは少人数の会場で地道にライヴを重ねており、それでも成功には程遠かったバンドが、初めて訪れる異国にて自分たちのあずかり知らぬところで本国より先に人気が沸騰している、そしてその様を日本に降り立った瞬間から体感することができた。このような状況で、日本のファンに自分たちのベストパフォーマンスを見せようとメンバーが感じたのは当然であろう。初めて自分たちを評価してくれるオーディエンスが目の前にいる。まるで今までの鬱憤を晴らすが如く素晴らしいパフォーマンスを行なったのである。その熱演の様子は当時の映像や後述する武道館のライヴアルバムからも充分過ぎるくらい伺える。
1978年初めて日本公演を行なったチープトリックは、この日本公演から武道館公演をライヴ・アルバムとしてリリースすることになる。ツアーが継続中であったことから制作に時間をかけることが出来ず、また当時のバンドの立ち位置からもそんなに費用をかけることが出来ず、ライヴ・アルバムを制作する環境としてはけして恵まれたものではなかった。しかし、そのようなハンデを物ともしない圧倒的なパフォーマンスは本物で、ライヴ・アルバム「at Budokna」は歴史的な大ヒット・アルバムとなる。そしてその日本での人気を受けたわけではないだろうが、当初日本でのみのリリースだった「at Budokan」がアメリカの地方のラジオ局が偶然入手し、それをオンエアしたところ、問い合わせが殺到。反響の大きさから急遽アメリカでもリリースすることが決定。ビルボードで初登場4位というからその前評判の高さが伺える。つまりチープトリックは日本発で世界的な評価を得たバンドといってもいいだろう。その点は日本のファンの慧眼を誇ってもいいかもしれない。
確かにこのライヴ・アルバム「at Budokan」は素晴らしく、オープニングの「Hello There」から全快で躍動するパフォーマンスに圧倒される。全力で歌うロビン(MCでは声を枯らしているのがわかる)と、飛び跳ねたりと視覚的にも魅了するリックなど、バンドが本当に演奏を楽しんでいるのが感じられると同時に、ハードかつメロディアスな楽曲は、遠からず評価されてしかるべきであった。それがたまたま日本発だっただけのことで、バンドとしての実力は確実に世界規模のものであろう。とにかくチープトリックの演奏を一言で言い表すと「胸躍るドキドキ感」に尽きる。それぞれ異なるキャラが違和感なく融合した4人編成のバンド、次々に展開するハードな楽曲、まさにドキドキし、胸躍るのである。実際のコンサートだけではなく、フィジカルなメディアを通して視聴するだけで同様の感覚になれるバンドはそう多くない。そんな特別なバンドがチープトリックであり、彼らの魅力が余すところなく詰まっているのが武道館でのコンサートなのである。この初来日公演は全6公演が以下の日程で行われた。
4/25(木) 九電記念体育館
4/26(金) 名古屋市公会堂
4/27(土) 大阪厚生年金会館
4/28(日) 日本武道館
4/30(火) 日本武道館
5/1(水) 静岡駿府会館
世界的なヒットとなった「at Budokan」であるが、メインで使用されているのが4月28日武道館の音源であるとともに、実際は武道館公演だけでなく、4月27日の大阪公演での音源も含まれていることが知られている。最初に九州から始まり武道館が最後に組まれたのは、当初からライヴアルバムを制作することを前提とした肩慣らしの意味も含まれていたのだろう。4月27日大阪と4月28日武道館からベストテイクを選択し、世紀の名盤「at Budokan」が制作されたのである。後に4月28日武道館公演のみ単独でリリースされているので(レガシーエディションにて)、どの曲が武道館で、どの曲が大阪公演かは聞き比べることができる。
そして、実は武道館では2公演が行われており、レコーディングされた4月28日から1日挟んで4月30日にも同会場で行われていることはあまり知られていない。この4月30日の武道館公演は当初予定されていなかったのだが、チケット販売が良好だったことから急遽追加公演として加えられたものである。今までチープトリックの武道館といえば映像も音源も4月28日のことであり、オーディエンス録音も4月28日しか流通していなかった。おそらく4月28日が日曜日だったということも要因のひとつだろう。それに比べ、4月30日の武道館公演は、急遽組まれた追加公演であること、そして平日であったことから、今まで映像はもちろん、音源としても聴くことが出来なかった。あれだけ話題となったチープトリックの初来日公演、しかも武道館公演の音源が今まで一切流通していなかったのが不思議なのだが、とにもかくにも、チープトリックの武道館公演といえば4月28日のことであり、今まで追加公演であった4月30日、「もうひとつの武道館公演」は謎のままだったのである。
本作は、その4月30日、追加公演として組まれた武道館公演を完全収録している。もちろん初登場音源である。この音源を前にして再びチープトリックに熱狂した気持ちが再燃するであろう素晴らしい音源である。なにせ当時武道館へ臨場した人以外は初めて耳にするチープトリックのライヴなのである。しかも1978年武道館である。これで興奮するなという方が無理であろう。MCでははっきりと「セカンド・ナイト・イン・トウキョウ」と言っていることからも、この音源が正真正銘、今まで謎であったもうひとつの武道館公演であることに疑問の余地はない。 武道館初日の後、一日オフがあり休養をとったのと、初日の反応に気を良くしたメンバーが、さらに初日を上回るパフォーマンスをしているのである。その追加公演である4月30日武道館公演を、本作で充分に堪能してもらいたい。
チープトリックが世界に飛翔するきっかけとなった1978年初来日公演より、追加公演として組まれた4月30日武道館二日目を初登場音源にて完全収録。音源が初登場であるだけでなく、コンサート自体が初登場という貴重な音源。全世界のチープファンにとって最後のピースとも言うべき歴史的発掘音源です。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
BUDOKAN HALL TOKYO JAPAN April 30, 1978
DISC ONE
01. Introduction
02. Hello There
03. Come On, Come On
04. Elo Kiddies
05. Speak Now Or Forever Hold Your Peace
06. Big Eyes
07. Lookout
08. Downed
09. Can't Hold On
10. Oh Caroline
11. Surrender
12. Auf Wiedersehen
DISC TWO
01. Need Your Love
02. High Roller
03. Southern Girls
04. I Want You To Want Me
05. California Man
06. Goodnight Now
07. Ain't That A Shame
08. Clock Strikes Ten
■初登場音源にして初登場公演
■血沸き肉躍る圧倒的パフォーマンス!
■あの胸が高まるドキドキ感が再び!
チープトリックと日本のファンは不可分な関係にある。そして日本のファンにとってチープトリックの武道館は特別な想い出の場所である。チープトリックは1974年にアメリカはロックフォードで結成され、1977年にデビューアルバムをリリース。その後サードアルバムまでリリースするものの、アメリカでは成功せず、クイーンその他の前座を長らく務める無名の存在だった。そんな中で、遠く日本において才能に気付いた渋谷陽一が日本で猛プッシュ。徐々に人気が盛り上がっていき、アメリカ本国ではパッとしないながら、日本では確実に熱狂的なファンが増えていった。そんな中、1978年に初のジャパン・ツアーが組まれたのである。
事前に日本では凄い人気だということは本人たちも聞いていたものの、アメリカでの自分たちの境遇からにわかに信じる事が出来ず、来日の際に空港に集まった大勢の出迎えのファンを見て、当初は皇族か誰かが同乗しているのかと思ったとロビンは回顧している。今も昔も武道館は日本人にとって特別な場所であることに変わりはなく、ビートルズを嚆矢として数多くの有名ミュージシャンがコンサートを行ない、日本人アーティストにとっても武道館を満員にすることができることがステータスとなっている。もちろん当時のチープトリックにとっては武道館も数ある会場に過ぎなかったのだろうが、まさかこの場所が彼らにとっても特別なものになろうとは、この時は知る由もなかっただろう。 そして来日して初めて、日本での大歓迎、人気の高さに驚くことになる。リックはこの日本での反応こそ自分たちが求めていたものであり、今後のバンドの成功を確信したと述べている。
アメリカでは少人数の会場で地道にライヴを重ねており、それでも成功には程遠かったバンドが、初めて訪れる異国にて自分たちのあずかり知らぬところで本国より先に人気が沸騰している、そしてその様を日本に降り立った瞬間から体感することができた。このような状況で、日本のファンに自分たちのベストパフォーマンスを見せようとメンバーが感じたのは当然であろう。初めて自分たちを評価してくれるオーディエンスが目の前にいる。まるで今までの鬱憤を晴らすが如く素晴らしいパフォーマンスを行なったのである。その熱演の様子は当時の映像や後述する武道館のライヴアルバムからも充分過ぎるくらい伺える。
1978年初めて日本公演を行なったチープトリックは、この日本公演から武道館公演をライヴ・アルバムとしてリリースすることになる。ツアーが継続中であったことから制作に時間をかけることが出来ず、また当時のバンドの立ち位置からもそんなに費用をかけることが出来ず、ライヴ・アルバムを制作する環境としてはけして恵まれたものではなかった。しかし、そのようなハンデを物ともしない圧倒的なパフォーマンスは本物で、ライヴ・アルバム「at Budokna」は歴史的な大ヒット・アルバムとなる。そしてその日本での人気を受けたわけではないだろうが、当初日本でのみのリリースだった「at Budokan」がアメリカの地方のラジオ局が偶然入手し、それをオンエアしたところ、問い合わせが殺到。反響の大きさから急遽アメリカでもリリースすることが決定。ビルボードで初登場4位というからその前評判の高さが伺える。つまりチープトリックは日本発で世界的な評価を得たバンドといってもいいだろう。その点は日本のファンの慧眼を誇ってもいいかもしれない。
確かにこのライヴ・アルバム「at Budokan」は素晴らしく、オープニングの「Hello There」から全快で躍動するパフォーマンスに圧倒される。全力で歌うロビン(MCでは声を枯らしているのがわかる)と、飛び跳ねたりと視覚的にも魅了するリックなど、バンドが本当に演奏を楽しんでいるのが感じられると同時に、ハードかつメロディアスな楽曲は、遠からず評価されてしかるべきであった。それがたまたま日本発だっただけのことで、バンドとしての実力は確実に世界規模のものであろう。とにかくチープトリックの演奏を一言で言い表すと「胸躍るドキドキ感」に尽きる。それぞれ異なるキャラが違和感なく融合した4人編成のバンド、次々に展開するハードな楽曲、まさにドキドキし、胸躍るのである。実際のコンサートだけではなく、フィジカルなメディアを通して視聴するだけで同様の感覚になれるバンドはそう多くない。そんな特別なバンドがチープトリックであり、彼らの魅力が余すところなく詰まっているのが武道館でのコンサートなのである。この初来日公演は全6公演が以下の日程で行われた。
4/25(木) 九電記念体育館
4/26(金) 名古屋市公会堂
4/27(土) 大阪厚生年金会館
4/28(日) 日本武道館
4/30(火) 日本武道館
5/1(水) 静岡駿府会館
世界的なヒットとなった「at Budokan」であるが、メインで使用されているのが4月28日武道館の音源であるとともに、実際は武道館公演だけでなく、4月27日の大阪公演での音源も含まれていることが知られている。最初に九州から始まり武道館が最後に組まれたのは、当初からライヴアルバムを制作することを前提とした肩慣らしの意味も含まれていたのだろう。4月27日大阪と4月28日武道館からベストテイクを選択し、世紀の名盤「at Budokan」が制作されたのである。後に4月28日武道館公演のみ単独でリリースされているので(レガシーエディションにて)、どの曲が武道館で、どの曲が大阪公演かは聞き比べることができる。
そして、実は武道館では2公演が行われており、レコーディングされた4月28日から1日挟んで4月30日にも同会場で行われていることはあまり知られていない。この4月30日の武道館公演は当初予定されていなかったのだが、チケット販売が良好だったことから急遽追加公演として加えられたものである。今までチープトリックの武道館といえば映像も音源も4月28日のことであり、オーディエンス録音も4月28日しか流通していなかった。おそらく4月28日が日曜日だったということも要因のひとつだろう。それに比べ、4月30日の武道館公演は、急遽組まれた追加公演であること、そして平日であったことから、今まで映像はもちろん、音源としても聴くことが出来なかった。あれだけ話題となったチープトリックの初来日公演、しかも武道館公演の音源が今まで一切流通していなかったのが不思議なのだが、とにもかくにも、チープトリックの武道館公演といえば4月28日のことであり、今まで追加公演であった4月30日、「もうひとつの武道館公演」は謎のままだったのである。
本作は、その4月30日、追加公演として組まれた武道館公演を完全収録している。もちろん初登場音源である。この音源を前にして再びチープトリックに熱狂した気持ちが再燃するであろう素晴らしい音源である。なにせ当時武道館へ臨場した人以外は初めて耳にするチープトリックのライヴなのである。しかも1978年武道館である。これで興奮するなという方が無理であろう。MCでははっきりと「セカンド・ナイト・イン・トウキョウ」と言っていることからも、この音源が正真正銘、今まで謎であったもうひとつの武道館公演であることに疑問の余地はない。 武道館初日の後、一日オフがあり休養をとったのと、初日の反応に気を良くしたメンバーが、さらに初日を上回るパフォーマンスをしているのである。その追加公演である4月30日武道館公演を、本作で充分に堪能してもらいたい。
チープトリックが世界に飛翔するきっかけとなった1978年初来日公演より、追加公演として組まれた4月30日武道館二日目を初登場音源にて完全収録。音源が初登場であるだけでなく、コンサート自体が初登場という貴重な音源。全世界のチープファンにとって最後のピースとも言うべき歴史的発掘音源です。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
BUDOKAN HALL TOKYO JAPAN April 30, 1978
DISC ONE
01. Introduction
02. Hello There
03. Come On, Come On
04. Elo Kiddies
05. Speak Now Or Forever Hold Your Peace
06. Big Eyes
07. Lookout
08. Downed
09. Can't Hold On
10. Oh Caroline
11. Surrender
12. Auf Wiedersehen
DISC TWO
01. Need Your Love
02. High Roller
03. Southern Girls
04. I Want You To Want Me
05. California Man
06. Goodnight Now
07. Ain't That A Shame
08. Clock Strikes Ten