THE BEATLES / FROM BEATLES IN MEMPHIS 1966 【1CD】

THE BEATLES / FROM BEATLES IN MEMPHIS 1966 【1CD】

販売価格: 3,300(税込)

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商品詳細

マニア必携のMクローデルの最新作は、シェアのオリジナル完全盤に、キャンドルスティックの「Baby’s In Black」で音揺れのないロウ・ジェネ盤に続いて、こんなに連発して大丈夫なのか!! 今度は、ついに初登場した、なんと1966年8月19日メンフィス公演を、昼夜2公演分だ!!! 誰も聴いたことのないピッカピカの初登場ライヴ!!しかも2公演分!!! 今年に入って海外のオークションに出品され、全世界のビートルズ・マニアがその存在に狂喜乱舞し、またその全貌を切望しつつも、かなりの高額希望だったため落札が流れた幻のマスター・カセット。それを世に出すべくmisterclaudelが直接交渉で入手! その努力が実って、実に40年の時を経て、ついに陽の目を見ることになるのです!! オーディエンス録音ですが、シアトルやエッセンみたいな音の悪いものではなく、演奏、ヴォーカル、そして当日の熱狂までも完全に聞くことができる、昼夜同一人物による高音質オーディエンス録音!! この1966年夏のUSツアーは正式にレコーディングされず、またワン・ステージまとまった音源は最終日のキャンドルスティックしかありませんでした。それが、ここにフル・ステージが2公演分もまとめて新たに登場したことに驚きを禁じえません。しかも巨大化するビートルズのライヴ会場と1万人規模の動員とあって、特別に巨大なアンプをステージに設置していたためか、60年代のオーディエンスといえども、MCもきちんと聴き取れるくらい非常に高音質で録音されているのです。いいですか、ビートルズの初登場ライヴ、しかも2公演分です。近年にない最大の発掘のひとつと言えるでしょう。まさにライヴ・クロニクル・シリーズの金字塔となること間違いなし!

まず昼の部の公演です。冒頭に司会者が“それじゃあみなさん、せーので行きますよ。B!-E!-T!-L!-E!-S!”と聴衆に合唱することを促すのですが、思いっきりスペルミスで“A”を飛ばしているのにずっこけます。マヌケな司会者ですね。そして始まる怒涛のセット・リスト。ジョンとポールのノリも、たるんだ日本公演と比べて格段の差がある熱い演奏を展開。聴衆の声援、女の子の絶叫も程よく入っていて、録音上の耳障りになることはありません。それもまたアメリカの熱狂的なファンの歓迎ぶりが伺え興味深いところ。ジョンのキリスト発言でビートルズ排斥運動が勃発している中でのツアーのさなか、そんな中でも特に反発の厳しかったメンフィスでのコンサートですが、そんな不安を払拭する一体感です。演奏に関しても、1964年のアメリカン・ツアーはところどころふざけていたりしますが、ここで聴くことのできる音源では、意外やまじめに歌っているのがわかります。また演奏やMCに合わせて歓声があがることや、録音状態からも、ちゃんと客席までビートルズの歌や演奏が聴こえていたというのもわかります。さて後半は夜の部になります。ここでは珍しく、コンサートが始まる前に、かなり普段より長めにチューニングに時間を割いています。そしてなだれ込む1曲目「Rock And Roll Music」から、夜の部もかなり熱い演奏を展開。この日の特徴は、まず2曲目の「She’s A Woman」です。この曲のエンディングが、なんとワン・フレーズ割愛されて終わってしまうのです。聴いていてあれっ?と思いますが、テープの編集跡も見られず、当日にこのように演奏していたとしか思えない、ちょっと驚きのバージョンです。また続く「If I Needed Someone」では、会場内で爆竹が爆発! 爆音が会場に鳴り響き、聴衆は驚きの悲鳴をあげています。しかしながら、ジョージは何事もなかったかのように演奏を止めることなく歌っています。70年代ならいざしらず、60年代のビートルズのコンサートでこういう事件は珍しいことではないでしょうか。「She’s A Woman」のワン・フレーズを割愛して演奏したのは、実はそのような不穏な雰囲気を察したためかもしれません。そして最後を締めるのはポールの喉も裂けよと言わんばかりの「Long Tall Sally」です。1966年バージョンの「Long Tall Sally」が完全に演奏される形で聴けるのは結構感動ものです。

なにせ40年以上前のテープですので、正直いって状態はあまりよくありませんでしたが、今回もシェアやキャンドルスティックと同様、プロのスタジオに入れて、高松塚古墳の壁画なみに徹底的に修復作業を行ない、ここに完全にレストアされ、ピッチ調整された形でみなさんに提供できるのを非常に光栄に思います。

 ビートルズの初登場音源にして初登場ライヴを昼夜2公演一気にカップリングした1966年メンフィス公演の最初にして最後の決定盤リリース。Mクローデルでしか聴けない貴重ライヴ!! 前作『Complete North American Tour 1966【1CD+2DVD】』と合わせて、1966年USツアーはこれで決まりだ! ピクチャー・ディスク仕様のプレス盤です!

Afternoon Show
01. Introduction
02. Rock And Roll Music
03. She's A Woman
04. If I Needed Someone
05. Day Tripper
06. Baby's In Black
07. I Feel Fine
08. Yesterday
09. I Wanna Be Your Man
10. Nowhere Man
11. Paperback Writer
12. Long Tall Sally

Evening Show
13. Tuning
14. Rock And Roll Music
15. She's A Woman
16. If I Needed Someone
17. Day Tripper
18. Baby's In Black
19. I Feel Fine
20. Yesterday
21. I Wanna Be Your Man
22. Nowhere Man
23. Paperback Writer
24. Long Tall Sally