OASIS / THE BURNAGE YEARS 1988-1993 【5CD】

OASIS / THE BURNAGE YEARS 1988-1993 【5CD】

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商品詳細

Oasis専門レーベルBayswaterの最新作は、Oasisはおろか前身バンドのRainすら存在していなかった80年代末期にノエルが制作したデモ・テープを皮切りに、93年12月末のBBC用のラジオ・セッションまでに録音された音源で現存するものを完璧に網羅したタイトル!!
制作にあたっては英国と南米の高名なトレーダーに尽力頂き、可能な限り元のテープに遡っての新たなデジタル・トランスファーを行なった上で、更に厳格なピッチ調整を行なうことで、可能な限りのアップグレードが施された決定盤となっています。

DISC1冒頭には、1988年の現存が確認されているノエルのデモ・テープ “Noel's Tunes” から「No Cause For Alarm!」と言われている曲(曲名についての詳細は後述)の30秒ほどの断片を収録。ノエルの処女作「Baj」を含む「Womb to Tomb」「Baj」 「I Am The Man」 「England」「I Didn't Think So!」「What's It Got to Do With You?」「No Cause for Alarm!」「Have Fun!!」の8曲が収録された同デモ・テープですが、 残念ながら現時点ではこの1曲の断片しか聴くことが出来ません。
DISC1の2曲目から6曲目は1989年のノエルのデモ・テープ “Noel’s Songs” のこちらは全曲を収録。しばしば1988年のデモとの記述も見かけますが、間違いなく1989年のデモ。出回った当初若干低かったピッチも補正されています。ところで1曲目の1988年のテープからの「No Cause For Alarm!」は出回った当時そう言われていたため、本作でもそのようにクレジットされていますが、今では「No Cause For Alarm!」と「HAVE FUN!!」の2曲について、ノエルによって88年当時に書かれたルーズリーフに書かれた曲名入りの手書きの歌詞が確認されており、おそらく一年の間に「I Didn't Think So!」は「What's Been Happenin’」、「No Cause For Alarm!」は「Hey You」、「HAVE FUN!!」は「Gotta Have Fun」と曲名が変わったというのが定説になっています。 1曲目の「No Cause For Alarm!」は「HAVE FUN!!」の歌詞と一致するため、おそらくは音源が出回る過程で、誰かが混同したものと言われています。つまり、「No Cause For Alarm!」は「HAVE FUN!!」とクレジットすべき曲の断片であると言えます。また、ノエルの手書きの歌詞や音源を参考にしてみると、これらは曲名が変わっただけではなく、新たに書かれ付け足された部分があります。アコギとコーラスをかけたエレクトリック・ギターの絡み、言葉の乗せ方を聴くと、全体的にThe Smithsの影響が顕著ですが、この時点でメロディのしっかりした曲を書いていることに驚かされるOasisファン必聴の音源です。
DISC1の残りはOasisにノエルが加入した後に制作されたデモとライヴ。この時は既に色々なファンによって書き尽くされていますが、リアムの歌い方を含め、The Stone Rosesの影響が顕著な楽曲が並んでいます。これらの音源に関しては、1996年にリリースされた名作『The Untold Story』等で聴けるものに『MTV Unplugged & More』で初登場した「Take Me」の別ヴァージョンのデモを付け足した安易なものではなく、2004年に新たにデジタル・トランスファーされた音飛びのないロージェネ・ソースが元になっています。 どちらも1992年録音ということ以外は詳しいことが余りよくわかっていない音源ですが、2004年にデジタル・トランスファーされたテープのクレジットに倣い、「Life In Vain」として知られていた曲は「Acoustic Song」とクレジットされているほか、ライヴの最後のフィードバック・セクションも「Poetic Feedback」としてトラック分けされています。ライヴは日付もロケーションも諸説入り乱れていますが、The Boardwalkでのライヴとする説が有力。

DISC2はThe Boardwalkでのライヴから「Cloudburst」1曲のオーディエンス録音。“バンド初のヘッドライン・ギグ”として出回った音源のため1992年1月15日のライヴとされることが多いものの、ギャラガー家長兄の著作で触れられている当日のライヴの模様にこの曲が登場しないことから、この音源も日付に関しては諸説があります。
続いての「Rehearsals Medley」は、2004年の『Definitely Maybe DVD』のリリースに伴ってバンド側が“1992年(のもの)”として公開したThe Boardwalkでのリハーサル映像のサウンドトラック。演奏はどれも断片的なものでボイス・オーバーする素材なのが残念ではあるものの、何と言っても1997年リリースの「All Around The World」がデビュー前の時点で存在していたことが音によって証明された驚愕の音源。 その「All Around The World」は分断された形での収録のため、9曲目にこれらを正しい曲構成に再構築したヴァージョンを収録しています。
3曲目以降は翌1993年のThe Boardwalkでのリハーサル音源。演奏の合間にノエルがリアムにキレて口論が始まるものの、他の3人が何も発言していないのが、そのままバンド内の力関係をあらわしているようで、なんとも微笑ましい音源(笑)。
「Whatever」は同所での別日のリハーサル。イントロでのテープの損傷が激しいものの、8曲目はそれをそのまま収録したもの、10曲目はテープの損傷をレストアした“Fixed Version”を収録。
11曲目以降は、Released Versions #1として、このリハーサルと時を前後して、リバプールのバンドThe Real Peopleの好意で1993年3月下旬〜6月に行なわれたデモ・レコーディングから今日までにオフィシャル・リリースされたマテリアルをまとめて収録しています。 音盤化されて店頭に並んだものはもちろん、雑誌のおまけテープに収録されたヴァージョンも網羅(16曲目の「Live Forever」のみ、The Real Peopleとのセッションではないとの説も考慮して“Unknown Location”となっています)。

DISC3冒頭から3曲目までは、クリエイション・レコードの社長アラン・マッギーがOasisを“発見”した、1993年5月31日グラスゴーはKing Tut’s Wah Wah Hutにおける伝説のライヴの音源を収録。 日本人(!!)旅行者A.S.女史が偶然にも撮影していたホーム・ムービーが大元のマテリアル。帰国後、その映像の歴史的貴重さに気がついた彼女がアラン・マッギーに送付した映像が英国で2度電波に乗った際のサウンドトラックを余すところなく収録。 デビュー以後も度々彼らの歴史に顔を出す日本との関係はこの時点で既に因縁めいたものがあったのです。
4曲目から11曲目までは、そのライヴの直後にノエルがアラン・マッギーに手渡したことでも有名な、The Real Peopleの好意で行なわれたデモ・レコーディングから制作されたデモ・テープ『Live Demonstration』を完全収録。 この音源は2006年にハーフ・オフィシャル『Precreation Blues』としてリリースされ、量販店で手に入れることが出来るようになったりもしましたが、ここに収録されているのは新たにデジタル・トランスファーされたものにリマスターを施したヴァージョン!! 更にこのデモ・テープを初めて正確なピッチで収録しただけでも価値ある内容。未発表曲「Strange Thing」を含み、アラン・マッギーはもちろんのこと、ジョニー・マーや後にマネージャーとなるマーカス・ラッセルを驚嘆させた充実の内容を誇るデモ・テープの最新のリマスターを是非あなたの耳で確かめてみて下さい!!
12曲目から20曲目までは2004年に出回った『Whatever Demos』を完全収録。こちらのデモ・テープも大部分はThe Real Peopleとのデモ・レコーディングにおけるマテリアルを使用していますが、1994年末にリリースされた「Whatever」の唯一のデモだけでなく、「Bring It On Down」「Cloudburst」の最初期ヴァージョン、「Up In The Sky(Inside Me)」「Alive」も、ここでしか聴けない完全別テイクが収録されています。 特に「Up In The Sky(Inside Me)」はノイジーなリリース・ヴァージョンよりも曲の骨格が露わになった唯一のバンド形体でのデモで、プリミティブな魅力に溢れています。
他の曲も「Rock 'n' Roll Star」が最も顕著ですがここでしか聴くことが出来ないオーヴァー・ダブやミックスが施されています。曲目表記は、オリジナルのインレイに手書きされていたものに倣っており、そこから類推するには『Live Demonstration』よりも前に編纂されていた可能性も残しているものの、今のところは1994年に編纂されたものとの説が有力で、それ以上の詳細はいまだに不明なものの、その驚愕の内容は今でも色褪せることはありません。 以前音盤化された際には、1曲ごとに大きく狂っていたピッチがそのまま放置され、リマスターにより数曲で音が歪んでしまっていましたが、今回はカセットからダイレクトにデジタル・トランスファーされたファースト・ジェネレーション・コピーのピッチを曲ごとに補正した上で新たなリマスターを施しているため、鑑賞時に余計なストレスを感じることがありません。 現在考えうる最高音質で『Whatever Demos』を堪能出来る決定版に仕上がっております。

DISC4は、1997年に出回って以来、いまだに“1993年8月11日収録のスタジオ・セッション”ということ以外は詳細が不明なマテリアル。ここからは3曲が「ライヴ」や「デモ」としてオフィシャル・リリースされており、それが一層この音源の詳細をわかりにくくしているのですが、The Real Peopleとのデモ・レコーディングでのものよりも自信に満ちた存在感のある演奏が展開されています。 この音源に関しても、これも今までのリリースでは若干狂っていたピッチを補正し、骨太なリマスターが施されています。
続いては、1993年12月22日に収録され、翌年の1月4日に1回目の、同年の6月5日に2回目の放送行なわれたBBC Radio 1の“Evening Session”用のスタジオ・ライヴを収録。ここで収録された「Up In The Sky」がデモ・テープと言われているマテリアルに収録(DISC4の13曲目とDISC5の8曲目)されていることが、先日とあるトレーダーによって明らかにされました。 4曲それぞれについてベスト・ソースをチョイスし、リマスターとピッチ調整が施されています。

DISC4の10曲目以降、 DISC5の10曲目までのそれぞれMiscellaneous Compilation #1〜3は、それぞれこの形で出回っている音源で、収録マテリアルが“The Real Peopleとのデモ・レコーディング”“1993年8月11日収録のスタジオ・セッション”“詳細不明なデモ・レコーディング”“1993年12月のリバプールでのデモ・レコーディング”“1993年12月22日に収録のEvening Session用のスタジオ・ライヴ”と多岐に渡っており、文字通り雑多且つ意図が不明確なコンピレーションとなっています。 それぞれで被っている曲についてはテイクは同じなものの、左右のチャンネルやミックスが異なり、更にはDISC5の6曲目の「Married With Children」については、ここでしか聴くことの出来ないオーヴァー・ダブが施されています。 また、先に触れた“1993年12月22日に収録のEvening Session用のスタジオ・ライヴ”からの「Up In The Sky」などは、音質はオン・エア・ソースに劣るものの、前後が長く収録されているのも特長。更にMiscellaneous Compilation #1の「Digsy's Dinner」に関してはこのソースでは初登場。
そして、これらMiscellaneous Compilation #1〜3の収録においては2つの大きな特長があり、まずMiscellaneous Compilation #3は、これまで3D-REALITYの『Alternate Definitely』でのみリリースされていたソースを収録していますが、この部分に関して3D-REALITYがマスターに使用したカセット・テープを譲り受け、新たにデジタル・トランスファー。元のテープでA面からB面への反転に当たって生じていた「Columbia」冒頭のハイハット・カウントにおけるドロップアウトは、欠落のない別マスターで補填しています。 そして、このMiscellaneous Compilation #3を含め、今までのリリースでは大幅に狂っていたピッチが曲ごとに完璧に補正されているのがもうひとつの特長で、鑑賞時のストレスを大幅に軽減したほか、他のヴァージョンとの聴き比べが容易になりました。 そして、これは実際に聴いて頂ければわかるのですが、新たなデジタル・トランスファーとピッチ調整により、Miscellaneous Compilation #3は、これまでの3D-REALITYの『Alternate Definitely』と比べて格段に音質が向上しています。元のテープにはかなり豊饒なデータが記録されていたことを確信頂けると思います(蛇足ながら『Alternate Definitely』のラスト3曲はデモ・テープ『Live Demonstration』からの抜粋であったため、ここには収録されていません)。
DISC5の11曲目以降は、Released Versions #2として、“1993年8月11日収録のスタジオ・セッション”“1993年12月のリバプールでのデモ・レコーディング”から今日までにオフィシャル・リリースされたマテリアルをまとめて収録しています。こちらも雑誌のおまけテープや、2006年までにリマスターされたヴァージョンも網羅しており、本作の副題“This is everything the band recorded between 1988-1993”に恥じない、まさに完璧な収録内容。

ジュエル・ケースに収められたインナーは、1993年以降のデモ・レコーディング、デモに流用されたスタジオ・ライヴ音源について、これまで様々なトレーダーや研究家が検証してきた各ヴァージョンの違いを曲ごとに解説した価値あるインフォメーションとなっており、ジャケットと同じく厚型コーティング光沢高級紙を使用。ダウンロードやチープなCDRコピーでは決してサティスファクション出来ないファンのための宝物のようなタイトルになっています。
Oasisが誕生する以前のノエルのデモ・テープに始まり、デビューへの起爆剤となった1993年のデモ・レコーディングを中心に、ライヴ、スタジオ・ライヴ、スタジオ・リハーサルと現存する全ての音源を網羅するだけでなく、それぞれ完璧なピッチと音質のグレード・アップを施した状態で収録。1993年12月のデモ・レコーディングは、ファースト・アルバム『Definitely Maybe』のレコーディング・セッションの序章となったことを鑑み、ジャケットにはアルバムのアウトフォトを使用。奇数ディスクはUK盤、偶数ディスクはUS & CANADA盤のレーベル面を模したデザインで、もちろん永久保存のがっちりプレス盤です。F**kin’ Mega!!

DISC ONE
Taken from “Noel's Tunes” (1988 Demo Tape)
01.No Cause For Alarm!(aka. Have Fun!!)

“Noel’s Songs” (1989 Demo Tape)
02. What's It Got To Do With You
03. Hey You
04. What's Been Happenin’
05. But What If…
06. Gotta Have Fun

Portastudio, Manchester, England 1992 (Unreleased Demo)
07. Color My Life
08. Take Me
09. See The Sun
10. Must Be The Music
11. Better Let You Know
12. Snake Bite
13. Take Me(Alernate demo version)

Early Concert Recording
14. Columbia (excerpt)
15. Take Me
16. Must Be The Music
17. Acoustic Song
18. I Will Show You
19. Better Let You Know
20. Poetic Feedback

DISC TWO
Live at Boardwalk, Manchester, England 1992? (15th January 1992??)
01. Cloudburst

Rehearsals at Room 4, The Boardwalk, Manchester, England 1992?
02. Rehearsals Medley
(All Around The World~ Sally Cinnamon~ Rock 'n' Roll Star ~ All Around The World~ I Am The Walrus)

Rehearsals at Room 4, The Boardwalk, Manchester, England mid 1993
03. Up In The Sky
04. Live Forever
05. Bring It On Down
06. Rock 'n' Roll Star
07. I Am The Walrus

Different rehearsal at Room 4, The Boardwalk, Manchester, England mid 1993
08. Whatever

Combine Version from Track 2
09.All Around The World

Fixed version of Track 8
10. Whatever

Released Versions #1

Recorded at Real People Studios, Porter Street Building, Dock Road, Liverpool, England March-June 1993
11.Columbia(White Label Demo)
12.D'yer Wanna Be A Spaceman ?
13.Alive(8 Track Demo)  
14.Married With Children
15.Fade Away(Demo)

Unknown Location
16.Live Forever(Demo)-The legendary demo from 1993-

DISC THREE
Live at King Tut’s Wah Wah Hut, Glasgow, England 31st May 1993
01.Bring It On Down(excerpt)
02.Up In The Sky(excerpt)
03.Up In The Sky(excerpt)

“Live Demonstration” (1993 Demo Tape)
All tracks recorded at Real People Studios, Porter Street Building, Dock Road, Liverpool, England March-May 1993
04. Cloudburst
05. Columbia
06. D'Yer Wanna Be A Spaceman?
07. Strange Thing
08. Bring It On Down
09. Married With Children
10. Fade Away
11. Rock 'n' Roll Star

“Whatever Demos” (1993(4?) Demo Tape)
transfer by MickDude.
12. Deg's Dinner
13. Live Forever
14. Inside Me
15. Spaceman
16. Whatever
17. Alive
18. Cloudburst
19. Bring It On Down
20. Rock 'n' Roll Star

DISC FOUR
Live in the Studio 11th Aug 1993(Unknown Studio Recordings)
01. Bring It On Down
02. I Will Believe
03. Digsy's Dinner
04. Cigarettes & Alcohol
05. Rock 'n' Roll Star

Recorded at Maida Vale Studios, London, England 22nd Dec 1993
for BBC Radio 1 "Evening Session"
06. Cigarettes & Alcohol
07. Shakermaker
08. Bring It On Down
09. Up In The Sky

1st Broadcast: 4th January 1994
2nd Broadcast: 5th June 1994
Miscellaneous Compilation #1
10. Digsy's Dinner
11.Live Forever
12.Shakermaker

Miscellaneous Compilation #2
13.Up In The Sky
14.Bring It On Down
15.Live Forever
16.Shakermaker
17.Supersonic

DISC FIVE
Miscellaneous Compilation #3
01. Digsy's Dinner
02. Live Forever
03. Shakermaker
04. Supersonic
05. Cigarettes & Alcohol
06. Married With Children
07. Columbia
08. Up In The Sky
09. Bring It On Down
10. Fade Away

Released Versions #2
Live in the Studio 11th Aug 1993(Unknown Studio Recordings)
11.Cigarettes&Alcohol(Demo)
12.I Will Believe(Live)
13.Bring It On Down(Live)
14.Cigarettes & Alcohol(DEMO)

Recorded at Pink Museum Studios, Liverpool, England during 17th- 21st Dec 1993
15.Supersonic
16.Take Me Away
17.Take Me Away
18.Supersonic