BBA / LIVE AT BUDOKAN 1973 【2CD】
BBA / LIVE AT BUDOKAN 1973 【2CD】
販売価格: 3,600円(税込)
在庫あり
商品詳細
■1973年来日武道館公演を完全収録
BBAはクリームと並び称されるトリオとして期待を背負ったデビューを飾ったが、わずかアルバム2枚、しかもその内1枚はライブ盤と、わずか2年余の活動期間で消滅してしまった。BBAが結成された1972年はロックが大きく変化した過渡期として知られる。それまでオールディーズの延長だったロックンロールが、グラムやプログレなどで世界観が一新し、またキーボードなど機材の発達もその異常なまでの急激な変化に拍車をかけた。もはや2分の短い曲を次々にこなすビートルズの時代は遠くになってしまったのである。
そんな世相の中で、敢えて古く泥臭いシンプルなサウンドを軸としたBBAは、ロッド・スチュワートをボーカルに据えたジェフベック・グループよりも後退した印象すら与えたものである。しかし同時期のツェッペリンがそうであったように、スタジオ・アルバムとライヴでの演奏が大きく良い方向に異なり、まるでスタジオ・アルバムが草稿であり、それに手を加えて完成原稿に至ったのがライブであるかのようである。実際にBBAはライヴ活動に主軸を置き、短い活動期間に数多くのステージをこなしている。幸いな事にその間に来日公演も行なわれており、それが1973年5月に行なわれた武道館と名古屋、そして大阪2日間と全4公演である。意外やジェフベックが初めて来日公演を行なったのも、この時のBBAの一員としてのものである。そして更に日本のファンにとっては忘れ得ない事に、この時の来日公演がBBAのライヴ盤としてリリースされている。これが先述したBBAわずか2枚のアルバムの1枚である。
1973年の来日公演を収録した『BECK BOGERT & APPICE LIVE IN JAPAN』は、当初日本のみでの限定リリースであった。高度成長時代には数多くの来日公演が行なわれ、熱心なファンが多い日本でのライヴを日本のみで限定リリースするアーティストは数多くいた。ディランもその内のひとりであり、チープトリックは日本公演を収録したライヴ盤が逆輸入の形で本国でも人気が出たという例もある。BBAのライヴ盤もそんな中のひとつであった。しかし今では貴重なBBAの公式リリースとして高い評価を受けている。ライヴ・イン・ジャパン物の代表作のひとつであろう。BBAの来日公演の日程は以下の通り。
1973年5月14日 日本武道館
1973年5月16日 名古屋市民会館
1973年5月18日 大阪厚生年金会館
1973年5月19日 大阪厚生年金会館
『BECK BOGERT & APPICE LIVE IN JAPAN』は上記4回の公演から最終の大阪二日間の演奏が収録されている。しかし録音が8トラックでの収録であったこと、曲順が実際のステージと異なる事から、後にアピスは後悔の言葉を発している。それに対し、本作は初日5月14日日本武道館公演を高音質オーディエンス音源で完全収録したものである。BBAの来日公演初日であるのみならず、その後も数多くの公演を日本で行なっているジェフベックがギターを弾く姿を日本のファンが見た初めてのコンサートである。スタジオ・アルバムを叩き台にして、次々に新たなフレーズを紡ぎ出すベックのギター・プレイは圧巻のひとことで、同時代のハード・ロック・バンドのような熱いプレイを展開している。またこれがトリオだとは思えぬ濃密な音空間を武道館いっぱいに構築する各メンバーのテクニックは、まさにBBAがライヴにおいて本領を発揮する発展型のバンドであったことを再認識させられる。
ジェフベックが初めて日本のファンの前にその姿を現した初来日公演、1973年5月14日日本武道館におけるBBAのライヴを、高音質で完全収録。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
Budakan Hall Tokyo Japan May 14, 1973
DISC ONE
01. Superstition
02. Livin' Alone
03. I'm So Proud
04. Lady
05. Tonight I'll Be Staying Here With You
06. People Get Ready
07. Morning Dew
08. Drum Solo
09. Sweet Sweet Surrender
10. Lose Myself With You - Bass Solo
DISC TWO
01. Black Cat Moan
02. Blues De Luxe
03. You Shook Me - Black Cat Moan
04. Jeff's Boogie
05. Why Should I Care?
06. Plynth
07. Shotgun
08. Going Down
09. Oleo - Boogie
10. The Train Kept A-Rollin'
BBAはクリームと並び称されるトリオとして期待を背負ったデビューを飾ったが、わずかアルバム2枚、しかもその内1枚はライブ盤と、わずか2年余の活動期間で消滅してしまった。BBAが結成された1972年はロックが大きく変化した過渡期として知られる。それまでオールディーズの延長だったロックンロールが、グラムやプログレなどで世界観が一新し、またキーボードなど機材の発達もその異常なまでの急激な変化に拍車をかけた。もはや2分の短い曲を次々にこなすビートルズの時代は遠くになってしまったのである。
そんな世相の中で、敢えて古く泥臭いシンプルなサウンドを軸としたBBAは、ロッド・スチュワートをボーカルに据えたジェフベック・グループよりも後退した印象すら与えたものである。しかし同時期のツェッペリンがそうであったように、スタジオ・アルバムとライヴでの演奏が大きく良い方向に異なり、まるでスタジオ・アルバムが草稿であり、それに手を加えて完成原稿に至ったのがライブであるかのようである。実際にBBAはライヴ活動に主軸を置き、短い活動期間に数多くのステージをこなしている。幸いな事にその間に来日公演も行なわれており、それが1973年5月に行なわれた武道館と名古屋、そして大阪2日間と全4公演である。意外やジェフベックが初めて来日公演を行なったのも、この時のBBAの一員としてのものである。そして更に日本のファンにとっては忘れ得ない事に、この時の来日公演がBBAのライヴ盤としてリリースされている。これが先述したBBAわずか2枚のアルバムの1枚である。
1973年の来日公演を収録した『BECK BOGERT & APPICE LIVE IN JAPAN』は、当初日本のみでの限定リリースであった。高度成長時代には数多くの来日公演が行なわれ、熱心なファンが多い日本でのライヴを日本のみで限定リリースするアーティストは数多くいた。ディランもその内のひとりであり、チープトリックは日本公演を収録したライヴ盤が逆輸入の形で本国でも人気が出たという例もある。BBAのライヴ盤もそんな中のひとつであった。しかし今では貴重なBBAの公式リリースとして高い評価を受けている。ライヴ・イン・ジャパン物の代表作のひとつであろう。BBAの来日公演の日程は以下の通り。
1973年5月14日 日本武道館
1973年5月16日 名古屋市民会館
1973年5月18日 大阪厚生年金会館
1973年5月19日 大阪厚生年金会館
『BECK BOGERT & APPICE LIVE IN JAPAN』は上記4回の公演から最終の大阪二日間の演奏が収録されている。しかし録音が8トラックでの収録であったこと、曲順が実際のステージと異なる事から、後にアピスは後悔の言葉を発している。それに対し、本作は初日5月14日日本武道館公演を高音質オーディエンス音源で完全収録したものである。BBAの来日公演初日であるのみならず、その後も数多くの公演を日本で行なっているジェフベックがギターを弾く姿を日本のファンが見た初めてのコンサートである。スタジオ・アルバムを叩き台にして、次々に新たなフレーズを紡ぎ出すベックのギター・プレイは圧巻のひとことで、同時代のハード・ロック・バンドのような熱いプレイを展開している。またこれがトリオだとは思えぬ濃密な音空間を武道館いっぱいに構築する各メンバーのテクニックは、まさにBBAがライヴにおいて本領を発揮する発展型のバンドであったことを再認識させられる。
ジェフベックが初めて日本のファンの前にその姿を現した初来日公演、1973年5月14日日本武道館におけるBBAのライヴを、高音質で完全収録。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
Budakan Hall Tokyo Japan May 14, 1973
DISC ONE
01. Superstition
02. Livin' Alone
03. I'm So Proud
04. Lady
05. Tonight I'll Be Staying Here With You
06. People Get Ready
07. Morning Dew
08. Drum Solo
09. Sweet Sweet Surrender
10. Lose Myself With You - Bass Solo
DISC TWO
01. Black Cat Moan
02. Blues De Luxe
03. You Shook Me - Black Cat Moan
04. Jeff's Boogie
05. Why Should I Care?
06. Plynth
07. Shotgun
08. Going Down
09. Oleo - Boogie
10. The Train Kept A-Rollin'